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1.内科総合診療病棟
健生病院(青森民医連)での研修医受け入れの中心となる病棟です。
1年目・2年目・3年目の初期研修医、更に内科専門研修中の医師を受け入れます。
特に1年目は、研修開始してから最初の時期に配属になります。

■1年目の内科総合病棟での研修目標は、以下の通りです。
1.医師としての仕事の流れをつかむ
2. 社会人としての常識的行動をとれるようになる
3. 医師として基本的な診察の仕方を身につける
4. 基本的な身体診察ができる
5. 医療面接などコミュニケーションができる
6. 論理的思考、科学的診断ができる
7. EBMに基づいた治療ができる
  1.EBMに基づいた問題の定式化ができる
  2適切な文献検索ができる
  3.文献の批判的吟味ができる
  4. 結果に基づいた患者への適用ができる
8.簡単な検査を自ら行うことができる
9. 簡単な処方、注射指示を出し、治療手技を行うことができる
10. 適切に診療記録をまとめ、記載できる
11.各種診断書の記載ができる
12.簡単なコモンディジーズ のマネージメントができる
13.継続して学習する姿勢を身に付ける
14.症例発表、レポート提出など経験したことをまとめることができる
15.様々なスタッフ、家族とコミュニケーションをとることができる
16.学生に指導することができる
17.班会に継続して参加することにより、医療生協について理解し、組合員の健康への取り組みに援助することができる
18.各種会議に参加し、他の人の意見に耳を傾けることができ、自分の考えを発言することができる

■2年目研修医であれば、更に以下が加わります。
1.内科の総合的な研修として更に自分の足りない部分の研修を行う
(未経験の疾患、習熟度の足りない手技の向上、未経験の手技など)
2.1年目研修医の指導にあたる
3.スタッフとの学習会を開催する
4.病棟運営に一定度参加する
5.学会での症例発表を行う
6.班会に継続して参加する

以上を行うためには、指導医も指導方法の研修を行わなければなりません。

■3年目研修医であれば、以下の研修目標が挙げられる
1.1〜2年目を指導する
2.1年間を継続して臨床研修に取り組み
3.内科のより深いレベルの研修を行う

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2.高齢者総合病棟

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3.外科

■GIO.1
外科関連疾患の創傷管理(皮膚外傷、熱傷、褥瘡、手術創、ドレーン、ストーマ等)ができる
・SBO
 1.創傷治癒過程を理解する
 2.創傷被覆法(ドレッシング法)を理解する
 3.創傷の異常所見を判断できる
 4.熱傷の重傷度を判断できる
 5.局所麻酔法を実施できる
 6.創部消毒とガーゼ交換を実施できる
 7.簡単な切開、排膿を実施できる
 8.皮膚縫合法を実施できる
 9.軽度の外傷・熱傷の処置を実施できる

■GIO.2
外科関連の救急疾患(急性腹症、ヘルニア嵌頓、胸・腹部外傷等)に対する診断と初期治療ができる
・SBO
 1.急性腹症の診断に必要な身体所見の把握、検査を選択し、判断できる
 2.急性腹症の手術適応(虫垂炎、イレウス、パンペリ、出血穿孔等)が判断できる
 3.緊急手術の手順を理解し、指示をすることができる
 4.血管確保、CVC挿入、イレウス管挿入等の必要な処置ができる
 5.ドレーン・チューブ類の管理ができる
 6.穿刺法(腰椎、胸腔、腹腔)を実施できる

■GIO.3
外科的Common Diseaseについて理解し、治療法選択の判断ができる
・SBO
 1.以下の疾患について診断治療を理解している
  ○良性疾患
   ヘルニア(内外鼠径、大腿、腹壁瘢痕、陰嚢水腫)
   肛門疾患(痔核、痔瘻、膿瘍)
   皮膚疾患(外傷、粉瘤、膿瘍、蜂窩織炎、帯状疱疹、熱傷等)
   胆石症、乳腺腫瘍、気胸、甲状腺腫
  ○悪性疾患
   消化器癌(胃、結腸、直腸、胆道、膵、食道)
   乳癌、肺癌 
 2.診断手技、診察法(腹部所見、直腸指診、乳腺甲状腺所見)を理解し、治療計画・指示出しができる

■GIO.4
 外科的手術基本操作を身に付け、手術進行で協同作業ができる
・SBO
 1.手術の基本操作(糸結び、メス・はさみ・鉗子・鑷子の使用、縫合糸・持針器の使用等)ができる
 2.縫合法・吻合法を理解する
 3.手術の進行を理解する

■GIO.5
 腰麻・全麻での術後管理を理解する
・SBO
 1.腰麻術後患者さんの状態を理解し、指導医のもとで指示出しを経験する
 2.全麻術後患者さんの状態を理解し、指導医のもとで指示出しを経験する
 3.術後管理における、疾患別の違い、術式別の違い、合併症による違いを理解する
 4.術後経過の把握(診察、バイタル、検査データ、担当看護からの情報収集等)を理解する

■GIO.6
 手術以外の外科的癌治療における治療法の選択と経過を理解する
・SBO
 1.術後補助療法について理解を深める
 2.癌告知の場面に同席し、インフォームドコンセントについて理解を深める

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4.整形外科

整形外科研修での研修ではプライマリケアに必要な整形外科的力量を身に着けてもらいます。以下の4項目が研修上の目標となります。
1.外傷のプライマリケア(ERとともに担当)を習得する。
2.外傷の2次対応について理解を深め、整形外科医コンサルトの適応を学ぶ。
3.運動器疾患の基本的診察法を習得する。
4.運動器疾患の診断・治療について理解を深める
診察法とレントゲン読影・診断(特に骨折)に重きをおき、外傷と変性疾患については初期治療もできるようにします。外来、ERでの研修を積極的に行います。特殊検査や手術については研修内容を絞って参加してもらいます。

研修終了後の理想像
 ●診療所で、腰痛の診察をして「椎間板ヘルニア疑い」と整形外科へ紹介
 ●当直時、足を捻挫した患者を診察、レントゲンでは骨折ないようだが痛くて歩けないため、ギプスシーネを装着し、翌日整形外科を受診させる。

など

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5.救急

当院救急外来は、開設してまもなく1年を迎え、受診患者数、救急搬入数ともに著しく増加している。中規模病院で活用できる医療資源やマンパワーに限りがあるため、三次救急を専門として扱う都市型救命救急センターではなく、軽症から重症まで幅広い疾患を対象として本当に重症な患者をピックアップする北米型救急のスタイルを採用している。津軽地域における“休日・夜間診療所”の顔と、救命救急センターが無い津軽地域での代替機能を果たしている。まだまだ歴史も実績も無い救急外来ではあるが、研修医の諸君とともに成長するつもりである。一緒にがんばろう。

■GIO.1
救急患者の重症度をバイタルサインや症状から的確に判断できる
■GIO.2
患者の重症度に応じて、検体検査や画像検査を適切に指示し、評価できる
■GIO.3
重症患者については、適切な初期治療を開始し、必要であれば専門医にコン
サルトできる
■GIO.4
軽症患者については、適切な診断をし、必要な治療と患者指導ができる

SBOについては、到達度チェックシートに従った評価を行う。

●研修方法
 ・1ヶ月目:当直帯と同じ診療スタイルで実施
    ひとり立ち前は、問診+診察、診断+処方
    ひとり立ち後は、困った症例のみコール
 2.ヶ月目:1ヶ月目のスタイルに加えて、救急隊のコール担当

ただし、基本的にはその日の救急担当医の監督下診療を行う

●到達度チェックシートに従った担当分野
 ・ 診察法・検査・手技など
   126…胃洗浄ができる
 ・ 経験すべき症状・病態
   171…鼻出血
 ・ 緊急を要する症状・病態
   190…心肺停止
   191…ショック
   192…意識障害
   193…脳血管障害
   194…急性呼吸不全
   195…急性心不全
   196…急性冠症候群
   197…急性腹症
   198…急性消化管出血
   199…急性腎不全
   200…早・流産および満期産
   201…急性感染症
   202…外傷
   203…急性中毒
   204…誤飲・誤嚥
   205…熱傷
   206…精神科領域の救急
 ・ 経験が求められる疾患・病態
   240…虫刺され
   241…中毒(アルコール、薬物)
   242…アナフィラキシー
   243…熱中症
   244…脳・脊髄外傷(頭部外傷、急性硬膜外・硬膜下出血)
   245…過換気症候群
   246…心肺停止
   247…ショック
   248…意識障害
   249…急性呼吸不全
   250…誤飲・誤嚥
   251…精神科救急(自殺企図、薬物など)
   328…泌尿器科的腎・尿路疾患(尿管結石など)

上記とは別に、ACLSは実施できることを要求するが、BLSについては実施ならびに指導できることを要求する。

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6.小児科

小児科における臨床研修の目的は、日常診療で多い疾患(症状・徴候)に対して適切に対処できるよう、基本的診療能力を身につけることです。また、近年、子どもの医療を担う地域の小児科救急医療体制の不備が大きな社会問題となっており、小児救急の初期診療の能力を身につけることも重要です。

卒後臨床研修の必修化にあたり、日本小児科学会が作成した小児科3か月研修実施要綱案の一般項目・行動目標・経験目標の概略は以下のようになっています。

■一般目標
 ・小児の特性を学ぶ
 ・小児の診療の特性を学ぶ
 ・小児期の疾患の特性を学ぶ
■行動目標
 ・患児−家族(母親)−医師間の良好な関係を確立できる
 ・適切なチーム医療を実践できる
 ・様々な側面において問題対応能力を有する
 ・安全管理の対策を理解し、対応できる
 ・外来実習・クリニック実習などにおいて適切な対処方法などを学ぶ
 ・救急医療において小児医療の特性を身につける
■経験目標
 ・小児・乳幼児に適切な医療面接・指導を身につける
 ・小児疾患の理解と適切な判断のできる診察をする
 ・臨床検査の指示と、小児特有の検査結果を解釈できる
 ・小児・乳幼児の検査および基本的手技を身につける
 ・小児に対する薬物療法を理解し、習得する
 ・成長に関する知識の習得と、症候、病態、疾患等を経験する
 ・小児に多い救急疾患の基本的知識と主義を身につける

健生病院の卒後臨床研修における小児科の研修目標も上記をふまえたものです。また理念研修として、「医療における患者の権利(知る権利、自己決定権、学習権、医療を受ける権利、プライバシーに関する権利)」や「共同の営みとしての医療」といった意識を持ちながら日常診療を行っていくことを重視します。

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7.産婦人科

■妊娠について理解を深め、妊娠診断について説明できる。
 ・妊娠の珍断、正常及び異常妊娠の診断方法と診断の結果を評価し、患者に説明できる。とりわけ妊娠の診断の可能時期の説明ができる。
 ・症例を通じ、妊娠の内科的あるいは外科的合併症についての治療ができる。とりわけ、投与可能な薬剤、不可能な薬剤を識別できる。 

■分娩について基本杓理解を深める。
 ・正常分娩をみる。その中でいのちの大切さをつかむことができる。
 ・母乳の重要性について学ぶ。
 ・妊娠に関連する内科的疾患(甲状腺機能異常、糖尿病、高血圧症、血液疾患など)について理解し、評価ができる。

■婦人科疾患について基本的な理解を深める
  ・症例を通じ、急性腹症についての診察を行い、婦人科的な疾患(卵巣嚢腫、急性骨盤腹膜炎、子宮外妊娠など)の鑑別が行える。
 ・産婦人科手術(子宮全摘術、卵巣嚢腫手術、帝王切開術、卵管結紮術、子宮脱手術など)について経験し、その概略を述べ、術後の生活指導を行うことができる。
 ・ホルモン補充療法についての基本的知識を身につけ、骨粗鬆症・高脂血症等の患者にもその効果や副作用について説明できる。また、ホルモン補充療法中の患者のマネージメントについて説明できる。

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8.精神科

精神科診察のイントロは、患者さんの人となりを理解すること、精神症状を把握すること、この同時並行的に行われる二つの作業です。しかし、前者は医師個人の本能とカンが頼りですし、後者は最低四〜五年の修行が必要です。
では、この短い期間に何を学べば良いのか。
まず、精神障碍を持つ人々と充分に付き合ってもらいたい。あなたがどの科に進もうが、その時、あなたが彼らを心から歓迎できるようになってほしいから。
そして、治療スタッフのチームとしての動きを見てもらいたい。一つの問題がどのように取り上げられ、どのような解釈がなされ、どう対処されるのかを。個人では成し得ない、集団の理性とエネルギーは精神科医療の白眉であり、今後、あなたの財産になろうから。
その上で、あなたが親しみを感じたり、興味を覚えた症状、病気があったなら、そのときこそ書物にあたり、指導医の説明に耳を傾けて下さい。現症と言葉が合体する認識の幸福を体験できるだろうから。

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9.地域・保健医療

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